カルト・シャルカーへ向かっている内田
チャンピオンズリーグで得点を決めて以来、内田篤人選手はファン達の心を完全に自分の物にしてしまっている。対ステアウア・ブカレスト戦で内田選手は、67分目に本当はケビン・プリンス・ボアテング選手へのパスになるはずだったボールをペナルティーエリアにシュート。けれど、ボアテングはボールに届かず、ボールは綺麗にゴールの端に入った。内田選手も驚き、チームメイトの歓声に恥ずかしさを感じていた。スタジオにいたファン達はそれを気にせず、内田がボールを所持する度に「ウシ、ウシ、ウシ」と叫んでいたーそれは彼のあだ名である。
チャンピオンズリーグだけでなく、ブンデスリーガでも「ウシ」は注目を集めている。だから契約を2015年7月まで延期させたのも納得いく。もう既に二つの得点をアシストしていて、それはディフェンダーとしてはいい数である。シャルケの監督イェンツ・ケッラーは特に彼の粘り強さと戦術的な規律を褒めている。ディフェンスでは上達の必要性があり、内田自身もそれを自覚している。彼の一騎打ち率はあまり良くない。
それでも内田はすでに60の国際試合を経験しており、全日本チームにとっては掛け替えのない存在である。アルベルト・ザッケローニ監督は静岡県田方郡函南町出身の選手のオフェンスとディフェンスの力をかっている。だから来年のブラジルでのW杯に内田が侍ブルーの一員として参加する可能性は高い。
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